毎年で開催されている全国鯨フォーラムと
鯨の食文化を守る会が東京でダブル開催という事で
今年は両方とも参加してきました。
場所は国会議事堂の横にある憲政記念館です。
まず全国鯨フォーラム 東京 2016から開催です。
開催にあたり日本鯨類研究所の山村会長と
農林水産庁の伊藤副大臣の挨拶が。
そして第1部のIWC(国際捕鯨委員会)の日本政府代表 森下丈二さんの基調講演です。
IWCとは簡単に言うと鯨資源の保護と捕鯨に関しての
機関でアメリカ、オーストラリア、日本をはじめ世界の
89ヶ国が加入しています。
森下さんの基調講演のタイトルは
「商業捕鯨再開に向けての問題点と処方箋を考える」
という私にとっては重たいタイトルです。
かなりシビアな内容で、日本の食糧自給率まで話は
およびます。
よくこの話をお客様からいただきますが、
それもかなり難しいようです。
かなり難しく、厳しい内容でしたが世界的な日本の
立場、日本国内の意識がわかったような気がします。
第2部はパネルディスカッションで捕鯨にゆかりのある
市町村の方がお見えになって活動状況の報告等が
ありました。
そしてフォームの後は去年も参加させていただいた
捕鯨の伝統と食文化を守る会です。
超党派の国会議員の方がお見えになって、いつもの
日本の有名な鯨料理店の料理が振る舞われました。
ちなみにこれは農林水産省の食堂の咲くらさん。
このステーキは美味しかったです。
超大御所の方が、来年はここに出なさい!と
声をかけてくれたのはとても嬉しかったです。
今年も全国の鯨関係者に会えたのでよかったです。
来年はここに料理が出せるようになるといいなぁと
思い、会場を後にしました。